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4 「覚醒」 part2

レシーブのうまい人の真似もするように心がけた。
早戸(敬雄)さんの重心(もともと低い?)や岸田さんのレシーブポイントなど
自分で考えて実践するクセもついてきた。
特に心の師匠となっていたのは、毎週練習に来る松下電器の常山(兼二)さんだ。
早戸さんとのペアで練習に来ていたのだが、
鉄壁に近いレシーブで何度も息切れさせられた。
コンパクトかつ的確かつギリギリまで変化のつけられるそのスイングは
今も脳裏に焼きついている。
(いまだに真似はできません…)
ただ、なぜそうするかを考えたときに一つの答えが出た。
『自分がどうかではなく相手がどう感じるかが重要』
たぶん、気付いてしまえば当たり前のことだろう。
対人競技であるのだから相手が嫌なことをするべきだと。
自分のイメージの有効打と真の有効打を合わせるべきだと。
(意外と気付いていない人も多いですけどね)
とにかく、これが大きかった。
練習中・試合中羽根を打つとき意識するところが変わったのだ。
自分がどう打っているかを相手側から想像できるようになった。
もともと自信のあった決定力はさらに高まり、
合わせてレシーブも実業団選手として常人レベルにはなってきた。

「前衛できないんです。」
練習に来た三洋の貴田(泉)さんはまずそう言った。
お互いミックスダブルスをしたことが無い。
「じゃあとりあえず普通にやってみよう。」
全然うまくいきません。
そう、女子が後衛で打っても基本的に決まらないのである。
つまりなんとか自分が後衛に回るしかない。
しかし、後ろから打つのが得意な子はすぐに下がろうとするのだ。
こればっかりはクセに近い。
(思っていたより厄介だな) 
だが、ミックス練習も思考能力を高めるにはもってこいだった。
ミックスダブルスはやってみると普通のダブルスよりペア内の能力差が
あるため、相手の位置、利き腕、スペースなどを把握して行う知能戦であり、
自分の陣形にいかに早く持ち込むか、
またはいかに早く相手の陣形を崩すかになる。
特にサーブからの三打目までで大勢が決まってしまうことが多く
パターンが見えていないと何度も同じ失点を繰り返すのだ。
相手の弱点の検証・把握、自ペアの弱点・対策…
すべて意識していないとあっという間に負ける!高度な競技なのだ。
「前で頑張って耐えて」
やはり勝負はいかに(ロブを)上げないかにつきる。
女子の役割の多くは前衛での攻防に勝利しチャンス球を上げさせることに有る。
そして、体のところにきたシャトルは確実に止めてくれることが絶対条件だ。
そこだけを徹底するようになりようやく平井・貴田のミックスは〈仮〉完成した。
こうして、ようやくバドミントンという競技を少し理解し、
考えるようになった男は、近畿総合という決戦の場を踏むことになる。

テーマ : バドミントン
ジャンル : スポーツ

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ジャンボーグ

Author:ジャンボーグ
---バドミントン経歴---
唐崎中(滋賀)
比叡山高(滋賀)
京都産業大(京都)
NTT関西(大阪)
NTT西日本大阪(大阪)
大阪トリッキーパンダース(大阪)

現:無所属(大阪府実連)

利き腕 : 右
ラケット : Babolat SOLAR 2

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