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4 「覚醒」

「来年は2人取れることになってるんやけど、
一人は比叡山の川口(馨士)を取ろうと思ってる。どう?」
練習の帰り道、松井監督の車で送ってもらっているとき相談を受けた。
「前衛のセンスあるからいいと思います…高卒でも採れるんですか?」
高校の後輩である川口は当時から前衛での羽根の触り方・処理の仕方が
高校生レベルではなく独特の感覚があった。
ただ高校から直接NTT関西は聞いたことが無い。
「うん、川口はほぼ決まりやねん。あともう一人がな…
立命の橋本(敏信)どうかな?」
橋本は同い年で高校時代から知っている。
大学では何度も対戦し五分五分の対戦結果だ。
一年(ワザと)留年してバドミントンでの就職先を探している(らしい)。
「スピードあるし、真面目やからイイと思いますけど。」
橋本は関西の大学界の中で真剣にバドミントンをやっていた数少ない男(多分)。
「そうやな~植村(昭彦)も真面目を理由に推薦してたしな~。そうするか。」
どうやら、チームメンバーにもいろいろ意見を聞いていたみたいである。
そして、橋本を採るかどうかは迷っているらしかった…
「あと、近畿総合にミックスダブルスも出たらどう?三洋からオファーもあるし。」
「ミックスですか?やったこと無いですけど。」
「平井は向いてると思うけどな。」
「わかりました。やってみます。」
ただ、そのときは全日本総合への切符をつかむために選択肢を
広げておこうということだけであった。
社会人で負けた後、村山さんから
「もっと、レシーブの強化をしたほうがいい」
と言われ、ひたすらレシーブ練習をした。
特にハーフあたりから前衛にかけて相手が勝負してくるアタックに対する
レシーブの練習をした。量も多かったが、こだわったのは質の方で
ネットからいかに浮かさないレシーブで切り抜けるか…
(ここが勝敗の分かれ目になる、と)
松井監督からはストレートに返球する必要性を何度も教えられた。
当時『力が強いのは良いことだ』と馬鹿力で
クロスにドライブリターンばかりしていた
相手の前衛を突き抜けてのクロスドライブで
ノータッチエースを奪うことこそが美学になっていた。
「そんなもん前衛が一歩下がったらただのチャンスやで」
「打ち方もバレバレやで」
(ごもっともである)
みんなから言われることも素直に聞けるようになっていた。
あの悔しさ、申し訳なさ、もう勝つしかない。
全日本総合に出る=真のNTT関西メンバーになる第一歩と位置づけたからだ。

つづく…


テーマ : バドミントン
ジャンル : スポーツ

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ジャンボーグ

Author:ジャンボーグ
---バドミントン経歴---
唐崎中(滋賀)
比叡山高(滋賀)
京都産業大(京都)
NTT関西(大阪)
NTT西日本大阪(大阪)
大阪トリッキーパンダース(大阪)

現:無所属(大阪府実連)

利き腕 : 右
ラケット : Babolat SOLAR 2

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