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7 「日本のトップ」

日本一強い人ってどんな強いのか?

当時の日本一といえばNTT東京の町田(文彦)さんであった。
全日本総合シングルス3連覇中で前年はダブルスも優勝していた。
続くのはやはりNTT東京のメンバーで
片山(卓哉)・久保田(雄三)組や太田・竹鼻組。
シングルスでは須賀(隆弘)さん・YKK九州の霜上(和宏)さんなど。
太田・竹鼻は同い年。だがこのペアとはまだ試合したことは無かった。
(一度お手合わせ願いたい)
全日本総合の本選ともなれば勝ち進めば日本の頂点が見えてくる。
もしかしたら対戦できるかも。今まで意識した世界では無かったぶん緊張感は無く、
自分の現状の力が分かる楽しみでいっぱいだった。
本選の抽選の結果、男子ダブルス1回戦はまたしても大学生で川森・尾形組。
ミックスは神谷・斎藤組。
今考えると関東の大学生にも2種類あって
純粋に頂点目指してやっている学生と、大学の頂点を目指している学生だ。
特に後者の大学生は全日本総合に出ただけで8割ぐらい満足している感があった。
そして、インカレで関西が関東に勝てないように、
後者の大学生も実業団選手には勝てない。
やはり目指すべきところが違っているのだろう。
また、前者の大学生は圧倒的に自信を持っている。
多分、高校生のころから日本一の高校生ではなく真の日本一を目指しているのだろう。
(いまなら世界とかオリンピック)
当然、実業団選手でも意識しない。だから、やりにくいし強い。
精神的に追い込めないからだ(逆に追い込まれやすい)。
1回戦の大学生は後者のタイプだった。学生同士なら強いのだろう…
しかし、勝ちたい空気を感じなかった。
男のモチベーションは日本のトップと戦いたい一心であり負ける要素はそこには無かった。
ミックスの1回戦はベテランと実業団の子のペアだった。
「あの人知ってるよ」
哲ちゃんが言う。
「東京のミックス軍団の一人やで」
「ミックス軍団?」
「そう、ミックスなら実業団選手に対抗できるって感じでかなり慣れてると思うよ。」
(確かに実力よりも頭脳戦の要素が強いからなぁ…)
「頭にバンダナ巻いてプレーしてるよ。」
「うそ。そんな人見たこと無いっすよ。」
試合開始、ホントにバンダナ巻いてます!
確かに戦略的にやりにくいところはあったものの、
相手の決定力が足りないため総合的に優位に立ち無事勝利。
ベスト8決定です(次年度の出場権も確保!)
そうしていると、男子ダブルス2回戦のコールがスタート。
次の相手はトナミ運輸の今井・本田(和裕)。
社会人大会準優勝で間違いなく日本のトッププレーヤーだ。
(ついにキタ~)
1ゲーム目、元NTT関西の今井さんの球筋が読めるのか
ベテラン村山が先手を取り主導権を握ると
日本一の角度あるスマッシュを男が突き刺す。1ゲーム目勝利!。
2ゲーム目中盤まで同様の展開で優位に立つが終盤うまくミスを誘われ逆転負け。
ファイナル前のインターバルのとき相手チームの声が聞こえてきた。
「集中しな負けるぞ!」
かなり大きな声で聞こえてきた今井さんのその一言は衝撃的であった。
(もしかして通用してる?嫌がられてる?)
そして、ファイナルゲーム・・・集中力の増したトナミペアに
主導権を握られ敗北決定。男子ダブルスはベスト16で終わった。
しかし、自分のプレーは通用する…そのことは認識できた。
その後、ミックスの次戦の準備をしていると本部からコールがあった。
「NTT関西の平井さん・三洋電機の貴田さん、至急本部席まで来てください。」
「なんだろう?」
急いで本部に行くと
「対戦相手の大山(宏司)・林組が棄権のためサインをください。」
(ミ・ミ・ミラクル炸裂や~)
ベスト4決定である。しかも戦わずして
(なんという強運!)。
次の日、準決勝の舞台。
選手コールから始まり入場まで明らかにいつもと違う試合の空気。
そう感じている時点で勝ち目は無かっただろう。
トナミ運輸の今井(紀夫)・三協アルミの松田(治子)ペアに一蹴されあえなく終了。
だが、日本のトップ…男子ダブルス・ミックス共に思っていたより近く感じた。
(届くかも…)
運でつかんだミックスでの銅メダル。全国大会での初表彰が全日本総合。
やはり嬉しいものである。すると哲ちゃんが、
「それより、ジャパンオープン出られるやん!」
「ジャパンオープン?」
また、聞いたこと無い大会が出てきた…。


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ジャンボーグ

Author:ジャンボーグ
---バドミントン経歴---
唐崎中(滋賀)
比叡山高(滋賀)
京都産業大(京都)
NTT関西(大阪)
NTT西日本大阪(大阪)
大阪トリッキーパンダース(大阪)

現:無所属(大阪府実連)

利き腕 : 右
ラケット : Babolat SOLAR 2

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