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6 「予選」

スタートラインにようやく立った。
いままで何の実績も無くバドミントンをしてきた男はそう感じていた。
そんな中、全日本総合選手権大会の名物『組み合わせ抽選会(予選)』にやってきた。
くじ引きのヒキの強さが運命を決めるのである。
当時は今と違い本選に残れる率は非常に低く男子ダブルス・ミックスの
予選突破枠は4つしかなかった。
(男子ダブルス24組・ミックスダブルス17組が予選出場で、かなり厳しい)
「高校生がイイ!」
シングルスの抽選に来ていた哲ちゃんは弱気発言。
「それは甘いんじゃないですか?」
「んじゃ、教職員の人」
「確かにそのあたりがいいかも…」
予選に出場する選手の中でも社会人ベスト8に入れない16のメンバーは
かなり強豪ぞろいのため、どうしてもソコ以外と戦いたいのである。
そんな会話をしながら待っていると、抽選会はじまっていた。
相手はどこでもいいとは思っていたが、ミックスもあるため
できれば1つでもシードがあるところに入りたかった。
「ぐわぁーーー」
「よっしゃ」
「最悪やぁ~~」
しばらくして、抽選会場はこんな声で埋め尽くされる。
そして…
「グワァァァッァァ」
「予選からダブルス3試合確定やんけ~ミックス合わせて5試合確定か~」
見事なヒキでシード無し!男子ダブルスの対戦相手は微妙。
ミックスはやってみないと判らない!?。
予選当日、朝からぎっしり詰まったタイムテーブル。
しかし、心は良い状態であった。
(失うものは何も無い!)
男子ダブルス予選1回戦の相手は大学生の樋渡(順也)・下鳥(洋樹)組。
1ゲーム目こそ動きが悪く負けたが、2ゲーム目3ゲーム目は問題なく勝利。
村山さんも調子良いらしい。次は、ミックス予選1回戦相手は
高知のペア池・畑山組こちらも問題なく勝利。
すぐさま男子ダブルス予選2回戦、相手は山口の田内・河野組…勝利。
そしてミックス、本選への最終決戦の相手は関根(靖則)・普津沢組。
これまた、問題なく勝利(近畿総合決勝の方がキツかった)。
喜ぶ間もなく男子ダブルス予選最終戦。
相手はNTT北海道の星(琢磨)・吉岡(秀樹)組。二人とも同い年である。
(これは負けられねぇ…)
しかし、さすがに5試合目。確実に疲労は蓄積されていた。
なんとか、1ゲーム目は勝ったものの、2ゲーム目を落とす苦しい展開。
「大丈夫ですか?」
大ベテランもさすがに疲れてきていた。
(社会人ではここで消極的になったから負けた。最後やし攻め続けたる!)
最終的にヘロヘロであったが、無事勝利し、2種目とも本選出場を決めた。
ようやく、実業団バドミントン選手として走り出した男は順調なスタートを切った
(スタートラインまでが遠かった…)
そして、本選でより加速していく…。

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ジャンボーグ

Author:ジャンボーグ
---バドミントン経歴---
唐崎中(滋賀)
比叡山高(滋賀)
京都産業大(京都)
NTT関西(大阪)
NTT西日本大阪(大阪)
大阪トリッキーパンダース(大阪)

現:無所属(大阪府実連)

利き腕 : 右
ラケット : Babolat SOLAR 2

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